格安SIMの基礎知識|解約金や縛りはあるのか?期間や金額は?

格安SIMの縛りのアイキャッチ

大手キャリアのように契約に縛られたくない」「解約のときに困らない格安SIMが欲しい」など、縛りのない格安SIMを探すのは重要な問題だと思います。

もしかしたら、使い始めたらあまりよくなくて、すぐに解約したくなるかもしれません。

そんな場合に「想像以上に解約金が請求されたら?」「縛りは厳しかったっけ?」と不安になりますよね。

格安SIMの縛りは全くないもの、大手キャリアよりもゆるいものが多いですが、中には縛りが厳しいものが混じっているので、じっくり比較していきましょう。

とりあえず格安SIMを試してみたい人は、

  • 契約期間が短い
  • 解約金がない・または安い
  • MNP転出費用が安い

3つに注目して格安SIMを選択することが有効でしょう。

本記事ではこんな疑問に答えします。

  • 契約期間(縛り)や解約金を知りたい
  • MNP転出費用がかかる場合が知りたい
  • オススメの格安SIMプランを選択したい

格安SIMでも縛り(契約期間)はあるのか?

格安SIMの場合でも縛りはあります。ただし、ネットの光回線や大手キャリア(ドコモ・au・SoftBank)の契約に比べれば、格安SIMの縛りはゆるいものが大半です。

加えて、多くの格安SIMでは解約条件についてキャリアと違ってとても分かりやすく説明しています。また、解約金がない(最低利用期間がない)という場合もあります。

縛りや解約金を含め格安SIMについての基礎知識を理解しておくと、格安SIMがぐっと身近になりますよ。それでは、格安SIMについて考察してみましょう。

格安SIMの基礎知識

SIMの画像

大手キャリア(ドコモ・au・SoftBank)と格安SIMでは、異なる点があります。大手キャリアとのスマホ契約では、必ず携帯電話番号がついてて、普通に電話ができるプランが基本です。

一方、格安SIMの場合はデータ通信が基本で、携帯電話番号をつけるかどうかを自分で選択することができます。具体的には3つのSIMカードの種類(データ通信専用SIMカード / データ通信+SMS機能付きSIMカード / 音声通話SIMカード)から1つのタイプを選びます。

格安SIMデータ通信専用SIMカード

  • データ通信、ネットのみのSIMカード
  • 携帯番号がないため、通話機能が使えない

 

データ通信+SMS機能付きSIMカード

  • データ通信・ネットが使用可能。
  • 携帯通話はできないが、SMSの送受信はできる

 

音声通話SIMカード

  • データ通信・ネットが使用できる
  • 携帯番号が付いており、電話をかけることができる
  • 大手キャリアとほとんど一緒

 

大手キャリア

  • 必ず携帯番号が付いており、電話を使える
  • 格安SIMのように、SIMカードのタイプを選ぶ必要はない

たとえば、このような使い方をする場合。

携帯の電話番号はいらないけど、TwitterやインスタグラムなどのSNSやYouTube閲覧、LINE通話はしたいという人は、「データ通信専用SIMカード」を選ぶといいでしょう。

また、大手キャリアで通話し放題のプランを契約して、2台目のスマホやタブレットのためにデータ通信専用SIMを契約する、という使い方もできます。

 

データ通信+SMS機能付きSIMカード」は、SNSやアプリなどで最近増えているSMS認証(LINEやモバゲーなど)が可能になります。

もちろん、完全に乗り換えて従来のようにスマホを利用して電話をする機会がある、という場合は格安SIMの「音声通話付きプラン」を選ぶという方法があります。

SIMタイプによって解約条件が異なる

格安SIMでは、SIMカードのタイプが3つあると説明しました。実は、格安SIMの縛り(解約金の有無)は、この選ぶSIMカードの種類で異なってきます。

まず、データ通信専用SIM(SMS機能付きSIMも含む)ですが、縛り期間(最低利用期間)が設けられていないため解約金もなく、いつ解約しても別途費用はかかりません

一方、音声通話SIMカードの場合は、最低利用期間が6ヵ月~1年となっているものがあり、その期間中に解約すると解約金(契約解除料)が発生します。

データ通信専用SIMデータ通信
+
SMS機能付きSIM
音声通話SIM
機能ネット
SMS×
音声通話××
解約条件なしなし
  • 最低利用期間未満が条件
  • 利用期間は6〜12ヵ月
解約金なしなし
  • 最大12,000円

格安SIM(音声通話)では「最低利用期間」が基本

ほとんどの格安SIMのうち音声対応のSIMカードだと、最低利用期間を待たず解約してしまうと解約金がかかります。

しかし、あくまで「最低利用期間」であり、自動更新プランではありません。半年~1年といった縛りの期間を過ぎれば、その後はいつ解約しても解除料はかからないんです。

それに対して、自動更新を条件に採用しているのが、大手キャリア(au・ドコモ・SoftBank)です。自動更新プランの場合、何年契約を続けていても、「更新月」を逃してしまうと、解約の際に解約金がかかってしまう。

格安SIMは、大手キャリアよりも解約もしやすく、自由度が高いことがよく分かります。

格安SIM とキャリア比較 – 最低契約期間
格安SIMキャリア
最低契約期間6ヵ月~2年2年
(最低契約期間がないものもあるが月額料金が高め)
契約更新なしあり(自動)
解約金なく解約できる期間最低契約期間の終了後はいつでも契約更新月(1~3ヵ月間)のみ

格安SIMの縛りの仕組み

SIMの画像

格安SIMの縛り(解約金)のシステムは、キャリアと同じく決まった金額が請求される「一律制」と、利用期間が長くなればその分減額される「減額制」の2パターンあります。

一つの格安SIMを長く使い続けるか、それとも自分に合わないと思ったら早めに解約したいかによって、どちらの格安SIMを選ぶか決めるとよいでしょう。

格安SIM – 解約金制度
一律制減額制
最低利用期間6ヵ月か12ヵ月12ヵ月
解約金大体1,000円12,000~1,000円(毎月1,000円ずつ減額される)
格安SIM

2019年10月1日より施行された改正電気通信事業法に伴い音声通話SIMでも最低利用期間と解約金がない格安SIMが増えてきた。

改正電気通信事業法
2年縛りをなくして、違約金の上限を1,000円までとした。
2019年10月1日よりあとに契約したものが適応される。

どれもも人気が高く、料金面とサービス面でバランスの取れた格安SIMといえます。最低利用期間がないため、これから申し込もうと考えるときに気軽にできるのはいいですね。

解約金とは異なる「MNP転出手数料」

MNPの画像

解約金とは異なりますが、「MNP転出手数料」も解約をするときには勘定に入れておくべきものです。

「MNP転出手数料」は、お使いの携帯番号をそのままで他の格安SIMやキャリアに乗り換える場合に発生する手数料のことです。格安SIMとキャリアどちらでもかかります。

一般的には、MNP転出手数料はだいたい3,000円です。よって、解約時には契約解除料+3,000円がかかるということになります。

なお上記で紹介した解約金がないmineoですが、契約から1年間はMNP転出ときに解約金の代わりに「MNP転出時契約解除料」で9,500円請求されます。

代表的な格安SIMの解約金をチェック

格安SIMは種類が沢山あり、それぞれに異なる特徴があります。人気のある代表的な格安SIM(音声通話SIM)の解約金をチェックしてみましょう。

IIJmio

格安SIMの中では安定の人気度があるIIJmio(アイアイジェーミオ)。豊富な特典が用意されていて、お得な料金で音声通話SIMを使うことができます。

IIJmioの解約金は減額制です。たとえば、利用開始月が5月だとして12月に解約すると、5,000円の解約金がかかるということです。

IIJmio – 解約金
解約金が発生するSIM音声通話機能付きSIM
最低利用期間利用開始日の翌月から12ヶ月末日まで
解約金(音声通話機能解除調定金)(12ヵ月-利用開始月の翌月を1ヵ月目とした利用月数)×1,000円(不課税)

LINEモバイル

あのLINEが運営する格安SIMが「LINEモバイル」です。LINEやTwitter、インスタグラムなどの主要SNSがデータ通信量ゼロで使い放題になるという特徴があり、若者を中心に人気の高い格安SIMとなっています。

LINEモバイル – 解約金
解約金が発生するSIM音声通話SIM
最低利用期間利用開始日の翌月から12ヶ月末日まで
解約手数料1,000円(税抜)

OCNモバイルONE

NTTコミュニケーションズが運営する「OCNモバイルONE」は、さすがNTT系だけあって、かけ放題プランが充実しています。

格安SIMでは、キャリアのように24時間かけ放題というプランはありません。しかしOCNモバイルONEには、その月の通話料上位3番号の通話料が0円になる通話オプションがあるので、通話時間が長い人でも安心です。

OCNモバイルONE – 解約金
解約手数料なし

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイル」は、老舗プロバイダーのビッグローブが運用する格安SIMです。YouTubeやGoogle Play Music、AbemaTVなどの動画や音楽サービスのデータ通信量がゼロで使い放題になる「エンタメフリー・オプション」が有名ですね。

BIGLOBEモバイル – 解約金
解約金が発生するSIM音声通話SIM
最低利用期間サービス開始月の翌月を1ヶ月目として12ヶ月目まで
解約手数料1,000円(税抜)

楽天モバイル

楽天モバイル」は、大手楽天が運営する格安SIM会社で、大手キャリアと並び携帯事業に2020年から参入してきた。2020年から1年間「UN-LIMIT」が設備準備やサービス向上にむけ300万名を対象に無料で使えるサービスを実施している。

楽天モバイル – 解約金
解約手数料なし

Y!モバイル

大手キャリアのソフトバンク子会社のYahoo!から展開している格安SIM「Y!モバイル」です。

2019年10月に新たに料金プランの改正でデータ通信量の1年間増量や6ヶ月の利用料金の割引などで人気が高い格安SIMとなっています。

Y!モバイル – 解約金
解約手数料なし

UQモバイル

UQモバイル」は三人姉妹のCMでおなじみになった格安SIMです。

回線は大手キャリアのauを使用していることから、データ通信は昼間でも高速通信ができることで高い評価されてます。2台目以降の料金がずっと500円割引になるため、家族で契約すればかなりお得になるサービスを展開。

UQモバイル – 解約金
解約手数料なし

格安SIMにはキャリアにないメリットがある

これまで、格安SIMの縛り(解約条件)や解約金について説明してきました。格安SIMの解約金システムはキャリアよりもユーザーにやさしい、ということがお分かり頂けたでしょう。

また、格安SIMには次のような特徴(メリット)もあります。

  • 月額料金がキャリアよりも断然安くなる
  • 3種類のSIMの中から利用目的に合ったものを選べる
  • データ通信専用SIMには最低利用期間も解約金もない
  • 音声対応SIMは自動更新とは違い、最低利用期間を過ぎればいつ解約しても解約金はなし
  • 解約金は一律制と減額制の2種類
  • 音声対応SIMでも縛り(最低利用期間)がないプランもある

格安SIMには色んな特徴やサービスがあります。プラン別にすると数十種類も存在するため、一つ一つを調べるのは大変なことです。

選択する目安に、縛りが厳しくない格安SIMを選ぶのも1つの方法だと考えます。

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