旅行や観光、ホテルなど身近に使われるトラベル用語を解説してます。
航空業界で使われる用語
LCC(ローコスト・キャリア)
無料サービスの廃止や有料化、機内設備を簡素にするなど、効率的な経営により正規運賃自体を低価格にしたこと。日本で運航しているLCCは次の通り。
ジェットスター、スカイマーク、ピーチ、エアアジア、スクート、イースター航空、チェジュ航空、セブパシフィック航空、タイガーエア台湾、香港エクスプレス航空、ベトジェットエア、etc
FSC(フルサービス・キャリア)
従来型の旅客サービスを提供している航空会社のこと。
基本的には、複数の座席クラス(ファースト・ビジネス・エコノミーなど)を提供し、機内食や飲料も予め運賃に含めて提供する。日本で運航しているFSCは次の通り。
日本航空(JAL)、全日空(ANA)、アメリカン航空(AA)、デルタ航空(DL)、ユナイテッド航空(UA)、タイ国際航空(TG)、エミレーツ航空(EK)、大韓航空(KE)、e.t.c
レガシー・キャリア
主に航空業界において、格安航空会社(LCC)に対し、既存の航空会社を総称した呼称。
レガシー・キャリア = フルサービス・キャリアと意味は同じ。
3レターコード
国際航空運送協会 (IATA) により定められており、世界に1万以上ある空港にコードが割り振られていたアルファベット3文字のコード。
早くに開港した空港にはなるべくその名称(都市コード)にのっとった文字が割り当てられ、主に旅客系で使われる。
羽田=HND、伊丹=ITMなど。
オープンジョー
行きの到着地、帰りの出発地が異なり、途中の都市間の移動に飛行機以外の交通手段を利用する旅程のこと。
周遊
出発地を含む、3つ以上の都市や空港を訪れる旅程のこと。
オープンチケット(OPEN)
航空券の種類のひとつで、復路(帰り)の予約を入れずに発券する航空券のこと。
復路の予約を仮に入れておいても、発券後に予約の変更が自由にできるが手数料が必要な場合がある。
自由度が高い分、航空券の料金はかなり高め。
フィックスオープンチケット(FIX/OPEN)
航空券の種類のひとつで、フィックス(往路)とオープン(復路)を組み合わせた航空券のこと。
オープンチケットとは異なり、FIX/OPENでは復路の予約を入れないと発券できません。
発券後は予約の変更ができるので使い勝手としてはいいが、料金が安いぶん変更手数料がかかるケースが多い。
ユース割
航空各社が若者向け割引を設定している呼称のこと。
航空会社によって異なるが、基本的に適応される年齢制限は25歳まで。
Eチケット
購入した航空券の情報(日付、便名など)をすべて航空会社のコンピュータシステムに保管、記録して作成する電子航空券のこと。