最新のスカイスキャナーの使い方と注意点を分かり易く解説します

スカイスキャナーのアイキャッチ

世界を旅行するのに便利なWebサービスの1つがスカイスキャナー(SkyScanner)です。

スカイスキャナーは1000社以上の航空会社や旅行会社を比較して、格安チケットをすばやく見つけ簡単に予約できる優れたサービスが受けれます。

航空券専用の検索エンジンと言えるでしょう。

この記事は、旅人に欠かせないWebサービス『スカイスキャナー』の使い方について分かり易く解説していきます。アプリに関しては別記事をご準備します。

記事の後半には、使ったことで招いてしまうトラブルや注意するポイントを書いてますので、最後まで一読いていただけると幸いです。

スカイスキャナーの使い方

基本の検索方法

スカイスキャナーの使い方

希望する旅行の行き先日程等の詳細をスカイスキャナーを開いて入力します。

 

スカイスキャナーの使い方

出発地、目的地は都市空港から指定出来ます。

複数の候補があってどちらでも構わない場合「すべての空港」を指定するといいですよ。

 

スカイスキャナーの使い方

都市名は3レターコードで入力しても読み取ってくれます。

今回はバンコクで探すため「BKK」とコードを入力しました。

コード以外にも予測検索もしてくれるので、多少の入力間違いは大丈夫そうです。

3レターコード:
旅行業界で主に使われる空港および都市をアルファベット3つで表す。

スカイスキャナーの使い方

そして、検索をするとプラン別に航空券がズラーっと縦に並びます。(現在はスカイスキャナーがおすすめする最適プランの安い順)

検索結果の並び替え

スカイスキャナーの使い方

並び替えは、検索結果の上部のところから可能です。

すこし分かりずらい「最適・最安・最短」3つのプランは次のようになります。

最適プラン:航空券の価格と所要時間のバランスなどを加味したスカイスキャナーおすすめのフライトから表示される
最安プラン:「時間がかかってもいいから、とにかく安く行きたい」という場合
最短プラン:「高くてもいいから、とにかくフライト時間を短くしたい」という場合

条件を絞りこだわり検索

スカイスキャナーの使い方

条件を変更することで、こだわりの絞り込み検索が出来ます。

経由地

基本的に検索結果は並び変えの順になるのですが「最適プラン」では少し変わります。

直通:往復が直通が優先させる。
乗継1回:価格によって往路か復路又は、往復共に直通を含んで検索される。
乗継2回以上:価格によって、直通や乗継1回を含んで検索される

出発時刻

早朝の出発が苦手な人は出発時間を昼に、仕事終わりから出発したい考えの人は出発時間を夜に絞って検索できます。

移動時間

目的地まで希望に合わないフライトを検索結果から除外できます。

航空会社

利用したい航空会社が決まっている場合、特定のアライアンスのマイレージを貯めている場合などは、航空会社やアライアンスで絞り込んで検索できます。

空港

検索の条件を「すべての空港」にしてて、複数の空港から細かく絞りたい場合はチェックボタンをつけ外せます。

スカイスキャナーの使い方

希望にあったフライトが見つかったら、【詳細→】をクリックして内容を確認します。

スカイスキャナーの使い方

こちらが詳細の確認画面になります。

上部の半分が選んだチケット、下半分が取り扱ってる航空会社や旅行会社になります。

スカイスキャナーの使い方

「く」マークをクリックすると航空券の詳細をできます。

ここでは詳細を見ても違いはありませんが、乗継を含む航空券の場合はここでしっかりと間違いがないか確認してください。

スカイスキャナーの使い方

販売先のサイトへ移動し、購入手続きを進めます。

ちなみに左側に書かれてるのは、航空会社や旅行会社の名前と口コミ評価です。

赤枠内にある「航空会社」と書かれてるのはそのままの意味で、記載が無いものは「旅行会社」と区別できます。

販売先は全世界の航空会社や旅行会社なので、英語表記だったりするのですが、入力内容は決まってますので特に難しいことは無いと思います。

 

以上、ここまでが基本の使い方になります。

目的地が決まってない場合の検索方法

旅行は、目的地があって成り立つものですが、とりあえず何処か旅行に行きたい、日本を飛び出たいと思って次の目的地を決める場面も少なくないと思います。

または真っ直ぐ行きたい都市まで飛行機で行くよりも、違う都市へ飛行機で行ってそこから陸路を使う方が安かったり、目的の国に行く場合どの都市がハブ空港にあたるのかわからなかったり。

そんな時にこんな検索の仕方もあります。

目的地が全く決まってない

スカイスキャナーの使い方

目的地に何も入力ないと「目的地が決まらない?」と出てきて、それをクリックすると目的地が「すべての場所」のなるのでそれで検索をする。

スカイスキャナーの使い方

すると、航空券の安い順に目的地をリストアップしてくれます。

自分の予算にあった旅行先を見つける方法として、良いかもしれませんね。

漠然とした目的地が決まってる

スカイスキャナーの使い方

目的地に国名を入力して検索します。

スカイスキャナー の使い方

目的地で入力した国内の都市を安い順から一覧で表示、気になる都市をクリックすれば、フライトの詳細を見れます。

日程が決まってない場合の検索方法

目的地が決まっていて、航空券の安い出発日を探したい場合は、こんな検索方法がオススメです。

 

出発日の欄をクリックするとこんなポップアップが表示される。

この中の「月全体」を選び「最安値の月」をクリックして検索をします。

カレンダー形式は、出発日ごとの最安値を色分けしてくれます。

それぞれの価格帯で最安が緑色、最高が赤色、中間がオレンジで表示されてて一目で分かりやすい。

スカイスキャナー の使い方

グラフ形式は、出発日ごとの最安値を一覧化してくれます。

グラフ形式は、より視覚的に航空券の価格変動を見るならこちらもすごく便利です。

そこから希望の日程を選択して「便を表示」をクリックすると詳細なフライトの検索を表示してくれます。

スカイスキャナーをユニークに使う

スカイスキャナーのおもしろい使い方がありますのでそちらをご紹介します。

普通に航空券の価格を調べる際は、行きたい場所の候補がすでに決まっていて、出発地や目的地に空港名や都市名を入力する探し方をします。

まだ具体的な目的地が確定しておらず、「来月に旅行へ行きたいけど、どこがいいのかな?」「予算はこれぐらいでヨーロッパのどこかに行きたい!」といった場合に威力を発揮してくれる機能です。

地図から検索

スカイスキャナーの使い方

地図から目的地を探す方法です。

地図から探すには、スカイスキャナーから検索するところの右上にある「地図」のボタンをクリックします。

 

スカイスキャナーの使い方

世界地図上に、都市名と航空券の最安値が丸印で表示されてます。

見方は、指定してる出発地から目的地まで直行便がある都市が緑色乗り継ぎ1回以上で行ける都市は赤色で表されてます。

 

スカイスキャナーの使い方

例えば「往復6万円以内で行ける旅先を探したい」と予算が決まっている場合は、左上のバーから金額の範囲を変更して絞り込んだ検索ができます。

 

スカイスキャナーの使い方

例えば「東南アジアに行きたい」となれば、東南アジアを拡大ズームすることで条件に合った都市と航空券を見易く表示してくれます。

 

スカイスキャナーの使い方

都市名をクリックすると、航空券の日別の最安値がグラフで比べ易く表示されます。

出発日を1日ずらすことで航空券の価格を大幅に下がることもあるので、旅行日程をフレキシブルに決めれる際は、入念にチェックしたいですね。

プライスアラートという機能

スカイスキャナーの使い方

まず希望の出発地と目的地、日程を入力して検索をかけます。

すると、検索結果の画面に「プライスアラートを受信」という項目があります。

航空券の価格は常に変動していて、予約が早ければ早いほど安いとは限りません。

これを設定して置けば、航空券の価格に動きが上がったり、下がったりした時にメール連絡が送られてくるようになります。

スカイスキャナーの使い方

プライスアラートを設定するにはアカウント登録が必要になります。

 

スカイスキャナーの使い方

プライスアラートを設定した航空券は、マイアカウントから確認できます。

航空券の価格が上がった時のみ、下がった時のみと細かいアラート設定はありません。

複数都市で検索

向かった目的地から陸路で移動して、別の空港から帰りるタパーンや複数の国を転々と移動する旅人も少なからずいます。

そんな旅行を計画してる方は、こんな検索の仕方もあります。

スカイスキャナーの使い方

例えば、「到着した目的地から陸路で移動した先から帰る」と探したい場合は、「複数都市」の項目にチェックを入れると、新たに1つ出発地と目的地、日程を入力するところが追加されます。

入力して検索すると、希望する日程の格安チケットを探してくれます。

 

スカイスキャナーの使い方

複数の都市を転々と移動するため、検索枠を増やしたい場合は「+もう一つの航空券を追加」をクリックすると条件を追加することができます。

後は片道・往復の予約同様に、希望のフライトを選んで予約へと進むだけです。

スカイスキャナーを使う上で注意するポイント

ここまでスカイスキャナーの使い方について説明してきましたが、注意しなければいけないポイントがあります。

注意ポイント①:最安値がLCCなのか、FSCなのかチェックする

スカイスキャナーの使い方

こちらはバンコク→ホーチミンの検索結果です。

  • ベトジェットエア(LCC):5,786円
  • ベトネム航空(FSC):6,700円

一見するとベドジェットエアが安く見えますが、この料金表にはLCCの荷物代が含まれてないです。

ベトジェットエアはLCC(ローコストキャリア)に対して、ベトナム航空はFSC(フルサービスキャリア)又はレガシーキャリアになるため、荷物代を含めむトータルでベトナム航空が安くなります。

さらにFSCは機内食も付いています。

このように、スカイスキャナーを使う際は、航空券の料金に目が行きがちですが上位の航空会社にFSCが混ざってないか把握しておかないと、最安で購入する機会を逃す結果になりますので注意しましょう。

レガシーキャリア:
既存の航空会社を表す言葉で、FSCの別呼称。JALやANAが該当する。

注意ポイント②:クレジットカード手数料が発生する

過去にクレジットカードの手数料を徴収していた旅行会社が存在してました、同じ目に合わないように注意としてご紹介します。

スカイスキャナーから実際に旅行会社のサイトへ飛んで購入手続きを進めていくと、スカイスキャナーに表示されていた料金とは別にクレジットカード手数料を請求されるということがありました。

クレジットカード手数料は、スカイスキャナーの表示価格の5%ほどを請求してました。

高額な航空券を購入しようとした場合だと、数千円を徴収していたことになり、これを加味すると最安値が逆転してしまう詐欺紛いなことがありました。

これを行ってた旅行会社は破産してありませんが、別にまだあるかもしれませんのでご注意ください。

注意ポイント③:評価が低い旅行会社にはご注意を

スカイスキャナーは、とても便利なサービスなんですが、その反面インフラ的なサービスにはやっぱり粗悪な旅行会社も少なからず紛れ込んでいるものです。

ここでは特に危ない「Trip.com」について触れます。

震災の影響で、航空会社の公式発表でこれに関連して無条件で払い戻しをすると発表があり、Trip.comに連絡してみるとキャンセルできないの一点張りでいい勉強になりました。

口コミや評判も、航空券の予約変更の連絡をしたのに全く対応されていなかり、トラブルで責任者を取ろうにも連絡が付かない状況だったりと掘れば掘るほど出てきます。

新たな被害者を出さないため覚書としてこちらに残しておきます。

さすが中華クオリティー。

なのでスカイスキャナーで検索した航空券の予約を進める前に、評価が低そうな旅行会社の口コミなども調べておくと良いでしょう。

大抵の旅行会社について、いろんな人が口コミや評判を書いてくれてます。

最後に

今回の記事は、スカイスキャナーの使い方と注意するポイントを合わせてご紹介してきました。

日本国内の航空券に関しては、LCCのホームページで直接購入するか、トラベルコエアトリなどの比較サイトを利用した方が安い航空券が見つかりやすいです。

簡単ですが、以上でまとめにします。

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